お医者さんレポート
広島の医師を取材して、病気の原因や症状、検診、地域医療のこと、先生の患者に対する思いなどを記事にまとめました。
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歯周病とインプラント治療|中田正樹 先生|ブライトデンタルクリニック(中区・三川町)
歯を残す治療も、インプラント治療も、決め手となるのは「歯周病治療」
いつまでも健康な自分の歯でいられるために、歯周病の予防と治療は欠かせません。また、インプラント治療を安全に行うためにも、術前術後の確実な歯周病治療が絶対条件になるそうです。
今回伺ったのは、中区三川町にある「ブライトデンタルクリニック」。アメリカで歯周病の知識を専門的に学んだ経験を持つ中田正樹院長に、歯周病とインプラント治療の密接な関係についてお話頂きました。
歯周病菌の徹底除去を優先した治療計画によって、様々な症例のインプラント治療を手掛けてこられた中田先生は、歯周病・インプラント治療のスペシャリストです。日本では歯周病治療が適切に行われていない現実や、賛否両論のあるインプラント治療の問題点など、興味深い話も聞かせて頂きました。
一生自分の歯で|中島朋見先生・中島克先生|中島歯科(南区・松原町)
「一生、自分の歯で」をモットーに、患者さんの将来を見据え治療を
広島駅のほど近く。「一生、自分の歯で」をモットーに、患者さんがいつまでも健康な歯で暮らせるように、将来を見据えた治療と予防に力を入れる「中島歯科」は、昭和52年の開院以来、様々なニーズに応えてくれる「かかりつけ歯科」として、厚い信頼を寄せられています。患者さんの中には、ホームドクターとして30年以上に渡り、通っている方も多いとか。
現在は中島朋見院長、中島克副院長、中島ひろみ副院長の3名の歯科医が、基礎的な治療から最新歯科治療までそれぞれの得意分野を生かし、幅広い医療を提供。今回のレポートでは中島朋見院長と中島克副院長のお2人に、かかりつけ歯科医に求められること、大切にしていることなどをお話いただき、かかりつけ歯科医としてのスタンスを伺いました。
予防歯科について|野村昌利先生|野村歯科医院(安芸郡・府中)
虫歯・歯周病の患者さんがいない歯科医院を目指して予防歯科に注力
1987年の開業以来、小さなお子さんから高齢の患者さんまで、地域のかかりつけ医として親しまれてきた「野村歯科医院」。ここの歯科医院の特徴は、虫歯のない患者さんが多く通うこと。「治療が済んだら終わりじゃないんですよ。そこがスタートです」と話すのは、予防歯科に力を入れる院長の野村昌利先生。患者さんの生活習慣から見直し、歯を悪くする原因から解決する予防歯科を実践。優秀な歯科衛生士を揃え、質の高いデンタルケアと歯科ドッグに取り組んでいます。ただ、予防のための通院を患者さんに意識づけさせることは難しく、多くの歯科医院の課題であるといいます。野村先生はどのように、患者さんの予防意識を向上させているのでしょうか? 今回は患者さんの一生涯を見据え、お口の健康を守り続ける野村先生の診療にかける思いや展望についてお聞きしました。
家族みんなのかかりつけ歯科|小田恵子先生|あおぞら歯科医院(安芸郡・府中)
子どもでも大人でも治療では意思疎通を大切にする、地域の頼れるお母さん先生
府中小学校から歩いてすぐのところ。青空をイメージした水色の大きな看板が印象的な「あおぞら歯科医院」があります。今回は院長の小田恵子先生に、診療を通じて感じていることや子どもが治療を受ける際のアドバイスなどを伺い、興味深い話をたくさん聞かせて頂けました。
地域の幅広い年代の患者さんに親しまれている小田先生は、朗らかな雰囲気の話しやすい先生。歯科診療に携わりながら4人の娘さんを育てた育児の先輩とあって、子育て中のお母さんにとって頼もしい存在です。母子で通っているという方も多いそう。
子どもに「噛む癖」を付ける、とっておきの方法も教えて頂けたので、お子さんのいるご家庭では是非やってみてください。
チーム医療で満足のいく歯科治療|野村俊夫先生|野村歯科医院(安芸区・矢野南)
患者さんとの信頼関係とチーム医療で満足のいく治療を提供
「どんな治療をするのだろう?」「いつまで通院しないといけないの?」「治療費はいくらかかるの?」そんな気持ちのままで診察台に座るのは誰でも不安です。そもそもどこがどう悪いのかも分からず、医師に質問するタイミングがつかみづらい…、なんてことも。
安芸区矢野南にある「野村歯科医院」の野村俊夫院長の治療は、患者さんと医師とスタッフがきちんとコミュニケーションを取ることから始まります。
丁寧なカウンセリングで患者さんと正面から向き合い、希望や不安、困っていることを伺って、お口の中の状態だけでなくその方を理解したうえで治療方針を決めていきます。
今回は、患者さんに満足のいく治療を提供するために、野村先生が日々心掛けていることを伺いました。
痛みの少ない矯正と噛み合わせ|小跡清隆先生|こせき矯正歯科(西区・己斐)
痛みの少ない矯正治療/噛み合わせと、歯列に影響する生活習慣について
過去に矯正治療を受けた経験者の話を聞いて、「歯の矯正治療は痛いもの」といった先入観をお持ちの方は多いと思います。ですが、歯に無理な力をかけずに、摩擦抵抗を少なくして動かしていく治療法なら、痛みが少なく歯並びを改善することができるのです。今回のレポートは、日本矯正歯科学会認定の「専門医」の資格を持ち、3,300症例以上の矯正経験を持つ「こせき矯正歯科」の院長、小跡清隆先生に、痛みの少ない矯正治療について伺いました。また、お口の中だけでなく全身の健康にも影響する「食いしばり」「歯ぎしり」「生活習慣」のお話も聞かせていただきました。歯や顎に負担をかけないためにも、正しい噛み合せと口元をリラックスさせることを心がけましょう。
小児矯正について|河野 信也先生|こうの歯科・矯正歯科(安芸区・矢野東)
気になる子どもの歯並びは、矯正歯科の専門医に気軽に相談
今まで子どもの歯並びが悪いなんて感じたことなかったのに、園や学校の歯科検診で歯並びを指摘されてショック…。見た目はきれいに整って生えているように見えるのに、どうして?
お子さんの虫歯予防に関しては、小児歯科で健診を受けたり、食事や歯磨きに気を配るお母さんが増えてきましたが、歯並びについてはよく分からないという方も多いのでは?今回は、一般の小児歯科診療のみならず、矯正専門医として子どもの歯の健康を幅広くサポートしている「こうの歯科・矯正歯科」の院長、河野信也先生に、小児矯正歯科についてお話を伺いました。小児矯正のメリットや矯正が必要なケースの症例、小児矯正で使われる矯正装置について、分かりやすく説明して頂きました。
歯科定期検診・メンテナンス|田中亮三先生|旭橋歯科クリニック(西区・南観音)
「もっと歯を大切にすればよかった」と後悔しないための定期検診・メンテナンス
「予防は大切だけど、痛くない時にまで通っていたら、歯科に行く回数が増えて困る!」という方。それは逆です。痛くなる前に歯科に行く「定期検診」と「メンテナンス」を習慣づければ、虫歯や歯周病を進行させることなく、常にいい状態で物が噛めて、歯を長持ちさせることができ、結果的に通院回数や治療費の負担を減らすことにつながるんです。今回のレポートは「旭橋歯科クリニック」の院長、田中亮三先生に、歯科の定期検診とメンテナンスの重要性について伺いました。天然の歯はもちろん、治療済みの歯をいかに大切に守っていくかについても、アドバイスを頂きましたよ。歯科とタッグを組んで、虫歯や歯周病に対して主導権を握れば、自分の得になることがいっぱい。田中先生のレポートを読めば、予防歯科への関心が湧いてくるはずです。
よくある子どもの歯の疑問について|櫻井宏樹先生|さくらい歯科クリニック(佐伯区・八幡)
子どもの仕上げ磨きはいつまで? フロスを使うとすきっ歯になるのはホント?!
食後の歯磨きは当たり前。仕上げ歯磨きもきちんとやっているし、もちろんフッ素や定期健診だって。こんなに頑張っているのに、どうしてうちの子は虫歯になるの?! 今回のレポートは、「さくらい歯科クリニック」の院長、櫻井宏樹先生に、子どもの歯について日頃お母さんが疑問に感じていることを、解説してもらいました。虫歯予防の話だけでなく、乳歯から永久歯に生え変わる時期の素朴な疑問、学校の歯科健診のこと、子どもが歯医者さんを怖がらないようにするにはどうすればいいのかなど、知ってなるほどと思うものがいっぱいですよ。
顎顔面矯正について|前田秀朗先生|前田歯科(安佐南区・上安)
「顎顔面治療」で、あごの正しい成長を促し、歯を本来の正しい位置に
子どもの歯から大人の歯へ生え変わる時期、顎の骨も活発に成長します。ですが、近ごろでは、顎の未発達が原因で歯並びに問題がある子どもが増えていると言います。矯正治療と言えば歯並びをきれいにするイメージですが、その根本的な原因から解決する「顎顔面矯正」があるのをご存知ですか? 顎骨の成長を促し、顎全体のバランスを整えることで、本来の正しい歯列に導く子どもの矯正治療があるんですよ。今回は、「前田歯科」の院長、前田秀朗先生に、顎顔面矯正について伺いました。成長段階にある子どもだからこそ効果的な治療法があることを、是非知ってもらいたいと思います。
笑気吸入鎮静法について|川本博也先生|おりづる歯科医院(安佐南区・川内)
「笑気吸入鎮静法」で、我慢しなくてもいい、怖くない歯科治療
「歯医者さんが怖くて治療が受けられない」という方は大人でも大勢います。ましてや、小さなお子さんや知的な障害がある方だと、恐怖心や不安を素直に表現するので、泣いたり暴れたりして適切な歯科治療が受けられないこともあります。そんな方を思いやる「笑気吸入鎮静法」という方法があるのをご存じですか? 恐怖心や痛みを和らげ精神的にリラックスした状態で、楽に歯科治療を受けることができるんです。
今回は、「おりづる歯科」の院長、川本博也先生に、歯科治療の「笑気吸入鎮静法」について伺いました。大学時代は歯科麻酔がご専門で、障害者の歯科診療にも詳しい川本先生のお話からは、「どんな方でも通える歯科にしたい」という思いが伝わってきます。
訪問歯科診療について|森野茂先生|森野歯科医院(中区・白島)
通院できないからと諦めないで! 訪問歯科診療で在宅ケア
通院できないからと歯科治療を諦めている方、歯科にも訪問診療があるのをご存じですか?歯科に通えない人のために往診を行う、地域に根付いた歯医者さんが広島にもたくさんいるんですよ。今回は、訪問歯科診療について「森野歯科医院」の院長、森野茂先生に話を聞きました。「誰でも受けられるの?」「どうしたら申し込めるの?」などの質問にも、分かりやすく答えてくれました。患者さんとの心温まるエピソードを交えて、地域の人と人とをつなぐ、訪問診療の役割についても伺いました。
予防歯科について|森下真行先生|もりした歯科クリニック(安佐南区・東原)
子供も大人も、痛くなる前に歯医者さんへ。
たとえば、血管年齢や肺年齢など、健康レベルを分かりやすく「年齢」で表現することが多いですが、「歯年齢」というのは聞いたことがないですよね。そう、「歯」に老化は関係ないからです。つまり、歯は自分がしっかり守っていけば健康に保てるもの。正しい予防知識があれば、一生自分の歯を使い続けることができるのです。今回は、「もりした歯科クリニック」の院長、森下真行先生に、子供から大人まで、歯の予防に関する様々なアドバイスを頂きました。最近、治療のためではなく予防のために歯科に行く大人が増えているそうです。しかも、歯科に行くのを楽しんでいる?!そんなお話も聞けましたよ。
子供の虫歯予防について|岡本佳明先生|ひまわり歯科(安芸郡・海田)
虫歯菌から大切な子供の歯を“100年”守るためにできること
大切な我が子の歯。いつまでも虫歯のない健康な歯で暮らせるようにするには、どうしたらいいの? 小児歯科に力を入れ、お子さんだけでなくお母さんも安心して歯科治療が受けられるように、院内に託児所を完備する「ひまわり歯科」。今回は、院長の岡本佳明先生に、子供の虫歯予防についてお話していただきました。今だけでなく、お子さんの将来のことを考えた虫歯予防。「子供の歯を守ることはこういうことなんだ」と感じさせられる、ママや妊婦さんに読んでいただきたいレポートです。
子供の歯科矯正について|長谷川拓郎先生|さくら矯正歯科クリニック(安佐南区・山本)
教えて! 子供の歯科矯正、何歳から始めるべき?
子供の歯科矯正って分からないことがいっぱい。「始めるタイミングはいつ?」「子供のうちに矯正した方がいいの?」「親の役目は?」などなど。そもそも、うちの子は矯正治療が必要なのかしら?!そんな子供の矯正にまつわる素朴な疑問に、さくら矯正歯科クリニックの院長で日本矯正歯科学会認定医である長谷川拓郎先生が答えてくれました。
歯周病について|鈴川雅彦先生|AICデンタルクリニック(中区・中町)
「歯周病」で苦しまないために、「歯の健康状態」を知りましょう
虫歯の検査は定期的に受けているけど、歯周病検診は受けたことがないという方は多いのでは? 「きちんと歯磨きをしているから私は大丈夫」「なにも症状がないので心配していない」という声が聞こえてきそうですが、実は30歳を過ぎた成人の80%以上が歯周病にかかっているとも言われています。
自覚症状がないまま進行し、歯だけでなく全身の健康をも脅かす歯周病について、AICデンタルクリニックの院長で、日本臨床歯周病学会認定医でもある鈴川雅彦先生に聞きました。
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喉がイガイガする、圧迫感がある、引っ掛かったり、絡んだような感じがするなど
考えれば考えるほど、喉に違和感を抱き、そのストレスが引き金になって症状を引き起こすことも多いようです。
「不安障害」とはその名の通り、不安な気持ちが強くなる病気です。
ある特定の状況や場所で非常に強い不安に襲われ、身体のいろいろな部分に様々な症状が現われたり、不安を避けようとする「回避行動」をとるようになったり、また安心を得るために無意味な行動を反復してしまうといったことが起こり、人によってはそれが原因で社会生活に支障をきたすこともあります。