(この記事は2017年12月1日時点の情報です)
2017年12月、広島ドクターズは「がん対策推進企業アクション 広島セミナー」に参加し、がんに関する様々なお話を聞いてきました。
高齢化、女性の社会進出、定年延長などにより、今や女性は2人に1人、男性は3人に2人ががんになるリスクを抱えており、働く人の7人に1人はがん患者という時代に、がんは決して他人事ではありません。
と同時に、早期がんの段階であれば多くは完治する事も可能で、がんになっても通院で治療できる時代でもあります。
正しい知識を得ることで、がん予防と早期発見に努め、また、がんになっても働き続けられる環境づくりが今、求められています。
セミナーでは、東京大学医学部附属病院放射線科 准教授の中川恵一氏、一般社団法人キャンサーペアレンツ 代表理事/エン・ジャパン株式会社 人財戦略室所属で現在も胆管がん闘病中の西口洋平氏、がん対策に取り組まれている地元企業である株式会社メンテックワールド 代表取締役社長の小松節子氏の講演があり、医師の立場から、患者の立場から、企業の立場から、ためになるお話をたくさん聞く事ができました。
堅苦しく考えず、肩の力を抜いて、ぜひ、それぞれのお話を読んでみてください。
ひとりひとりががんを正しく知ることで、自分や家族を守り、会社の人材を守り、よりよい社会がつくられることを願っています。
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命にかかわる病気ではありませんが、経過観察と言われたら生理の変化に気を付けて。過多月経や月経痛がひどくなるなどの場合は早めに産婦人科に相談しましょう。
実は10代、20代の女性の死因上位に挙げられる摂食障害。
人の価値や美しさは、体型や体重で決まるものではありません。
適切なカウンセリングで過度な痩せ願望やストレスから自分の体を守りましょう。
幼児や児童に感染することが多く、発症すると喉の痛み、熱、発疹などといった風邪と似た症状が起こります。また、痛みはないのですが、舌の表面に赤いぶつぶつができることがあります。
尋常性疣贅は、「ヒト乳頭腫ウイルス」というウイルスの一種が皮膚に感染してできます。手あれや髭剃り後など、目に見えないくらいの小さな傷からでもウイルスが侵入します。どこの部位にもできる可能性があるのです。
咽喉頭異常感症は心理的要因が大きいといわれています。
喉がイガイガする、圧迫感がある、引っ掛かったり、絡んだような感じがするなど
考えれば考えるほど、喉に違和感を抱き、そのストレスが引き金になって症状を引き起こすことも多いようです。
「不安障害」とはその名の通り、不安な気持ちが強くなる病気です。
ある特定の状況や場所で非常に強い不安に襲われ、身体のいろいろな部分に様々な症状が現われたり、不安を避けようとする「回避行動」をとるようになったり、また安心を得るために無意味な行動を反復してしまうといったことが起こり、人によってはそれが原因で社会生活に支障をきたすこともあります。